【りんごの品種】金星(きんせい)
贈り物に映える黄りんご
「金星(きんせい)」の特徴を教えてください。
「金星(きんせい)」は、青森県弘前市の佐藤肇氏が、「ゴールデンデリシャス」と「デリシャス系品種」を交配させて育成した品種です。
当初は「金嶺(きんれい)」と命名されましたが、後に改名され、1972年(昭和47年)に品種登録されました。品種名は、その美しい「黄金色(きん)の星(せい)」のような外観に由来し、「金星(きんぼし)」とも読めることから縁起物としても扱われます。
美しい外観と濃厚な甘さ、貯蔵性の高さから、特に贈答用として人気の高い黄色いりんごの代表格です。
「金星(きんせい)」の収穫時期(旬の時期)は?
- 11月上旬から中旬頃に収穫される晩生種です。
- 貯蔵性が極めて高いため、冷蔵貯蔵により冬から春先(翌年5月頃まで)まで長期間にわたり出荷されます。貯蔵期間が長いほど酸味が少なくなり、甘さが際立ちます。
「金星(きんせい)」の大きさ・色は?
- 果重は350g程度で、大玉です。
- 果形は円形から円錐形をしています。
「金星(きんせい)」の味・食感は?
- 味濃厚で強い甘味があり、酸味が少ない(またはほとんどない)ため、甘さをしっかりと感じられます。
- 独特の芳香(梨や桃のような香り)があり、風味が豊かです。
- 果肉は黄白色で硬め、果汁が豊富で、シャキシャキとした良い歯触りが楽しめます。
- 蜜は基本的に入りません。
「金星(きんせい)」にはどんな種類があるの?
金星(有袋栽培)
有袋をかけて栽培するため、表面が滑らかで美しい薄いクリーム色~黄金色になります。(贈答用はこちらが主流です。)
サン金星(無袋栽培)
袋をかけないため、表面に果点が目立ち、ざらつきやサビが出やすいですが、甘味が濃厚になります。一部が赤く染まることもあります。
「三日月金星」という、袋の一部を破いて日光を当て、三日月状に赤く着色させた高級品もあります。
※本ページの記載内容は、複数の資料の情報をもとにまとめたものです。品種の系譜や特徴には異なる見解が存在する場合があります。記載情報の正確性や完全性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。