【りんごの品種】印度(いんど)

甘さで一世を風靡した古典品種

「印度(いんど)」の特徴を教えてください。

「印度(いんど)」は、明治初期(明治8年頃)に青森県弘前市で生まれた、日本最初の品種の一つとされています。ルーツには諸説あり、アメリカ・インディアナ州からの種子説や、弘前の東奥義塾教師であったジョン・イング(John Ing)氏の名が転じたという説などが伝えられています。 「王林(おうりん)」や「陸奥(むつ)」など、現在も人気のある品種の交配親となっています。かつては酸味が強いりんごが多かった時代に、甘さで一世を風靡した昔懐かしい古典品種です。

「印度(いんど)」の収穫時期(旬の時期)は?

  • 10月下旬から11月中旬頃に収穫される晩生種(収穫時期の遅い品種)です。
  • 貯蔵性に優れており、収穫直後よりも貯蔵しているうちに甘みが増すため、食べ頃は1月~3月頃と遅いのが特徴です。

「印度(いんど)」の大きさ・色は?

  • 果重は250~300g程度です。
  • 長円錐形で、片方の肩がいかったような左右非対称の独特な形をしているものが多いです。
  • 果皮は緑黄色の地色で、日光が当たった部分が淡い赤色に色づきます。

「印度(いんど)」の味・食感は?

  • 甘味が強く、酸味はほとんどありません。
  • 果肉は硬く締まっており、独特の芳醇な香りがあります。
  • 果汁が少なめで、皮も厚めです。
  • 現在の品種のような濃厚な甘さというよりは、滋味深い甘さと表現されます。

※本ページの記載内容は、複数の資料の情報をもとにまとめたものです。品種の系譜や特徴には異なる見解が存在する場合があります。記載情報の正確性や完全性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。