【りんごの品種】ゴールデンデリシャス(Golden Delicious)

多くの名品種の親

「ゴールデンデリシャス」の特徴を教えてください。

「ゴールデンデリシャス」は、19世紀末にアメリカ合衆国ウェストバージニア州で発見された偶発実生(自然交雑で生まれた品種)です。(「Grimes Golden」と「Golden Reinette」の交配種と考えられています。)
1914年にスターク商会が権利を買い取り、その際、「黄金(Golden)のデリシャス」という意味を込めて命名されました。
日本へは1923年(大正12年)に導入され、ヨーロッパやアメリカでは現在も主要品種ですが、日本では栽培の難しさから生産量が減少しています。しかし、「つがる」「王林」「陸奥」「ジョナゴールド」「金星」など、多くの優良品種の親となった「育種の祖」として極めて重要な品種です。

「ゴールデンデリシャス」の収穫時期(旬の時期)は?

  • 10月下旬頃に収穫される中生種から晩生種です。

「ゴールデンデリシャス」の大きさ・色は?

  • 果重は250g~350g程度で、中くらいのサイズです。
  • 果形は円形からやや円錐形をしています。
  • 果皮は熟すと緑色を帯びた黄色になります。(有袋栽培ではより美しい黄色になります。)
  • 赤褐色の果点(点々)が目立ちやすく、サビ(果皮のコルク化)が出やすい特徴があります。

「ゴールデンデリシャス」の味・食感は?

  • 甘味が強く、酸味も適度にあり(甘酸適和)、食味が安定して良好です。
  • 芳香(良い香り)があります。
  • 果肉は黄白色で緻密、果汁が多くジューシーです。
  • 食感はやや柔らかいのが特徴です。(日が経つと軟化しやすい傾向があります。)
  • 生食のほか、アップルソースなど調理用にも利用されます。
  • 貯蔵性は低く、日が経つと果肉が柔らかくなる(ボケる)ため、新鮮なうちに食べるのがおすすめです。
  • 蜜はほとんど入りません。

※本ページの記載内容は、複数の資料の情報をもとにまとめたものです。品種の系譜や特徴には異なる見解が存在する場合があります。記載情報の正確性や完全性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。