【りんごの品種】彩香(さいか)

鮮やかな「彩」りと、豊かな「香」り

「彩香(さいか)」について教えてください。

「彩香(さいか)」は、青森県りんご試験場(現:青森県産業技術センターりんご研究所)において、「あかね」と「王林(おうりん)」を交配させて育成された品種です。
正式な品種登録名は「あおり9」ですが、果実の販売時には商標名として「彩香」が使用されています。
品種名には、その鮮やかな「彩」りと、豊かな「香」りを持つ品種であってほしいという願いが込められていると考えられます。
甘さだけでなく、りんご本来の酸味を求める声に応える形で開発されました。

「彩香(さいか)」の収穫時期(旬の時期)は?

  • 9月下旬頃に収穫される早生種です。
  • 早生種としては比較的日持ちが良く、冷蔵で1ヶ月程度、常温で10日程度とされています。

「彩香(さいか)」の大きさ・色は?

  • 果重は300g前後と中くらいのサイズです。
  • 果形は円形からやや長円形ですが、不揃いになりやすい傾向があります。
  • 果皮は「あかね」に似た鮮やかな紅色に全体がよく色づきます。

「彩香(さいか)」の味・食感は?

  • 果肉は白から黄白色で、やや硬めで緻密、シャクシャクとした歯ざわりがあります。
  • 果汁が非常に多く、ジューシーです。
  • 甘みと酸味が調和した甘酸っぱい味わいが特徴で、濃厚な甘さだけでなく、程よい酸味を好む方に向いています。(糖度は「ふじ」よりもやや高い傾向があります。)
  • 香りが豊かで、コクがあります。
  • 煮崩れしにくい特性があり、ジャムや焼き菓子などの加工にも適しています。
  • 栽培面で、病害に強く、側果が自然に落ちやすい(自家摘果性)という特徴も持ちます。

※本ページの記載内容は、複数の資料の情報をもとにまとめたものです。品種の系譜や特徴には異なる見解が存在する場合があります。記載情報の正確性や完全性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。