【りんごの品種】千雪(ちゆき)

果皮に降りしきる白い雪

「千雪(ちゆき)」の特徴を教えてください。

「千雪(ちゆき)」は、青森県りんご試験場(現:青森県産業技術センターりんご研究所)において、「金星(きんせい)」に「マヘ7(マヘセブン)」を交配させて育成された品種です。
正式な品種登録名は「あおり27」ですが、商標名として「千雪」が付けられました。
品種名の由来は、果皮に浮かぶ白い果点(点々)が、濃い赤色の果皮の上で「降りしきる雪のように見える」ことから名付けられました。
最大の特徴は、切ったりすりおろしたりしても果肉が茶色く変色しにくいことです。

「千雪(ちゆき)」の収穫時期(旬の時期)は?

  • 10月中旬から下旬頃に収穫される中生種です。
  • 貯蔵性が高いため、普通冷蔵で収穫後2ヶ月程度、CA貯蔵では3月末頃まで楽しめます。

「千雪(ちゆき)」の大きさ・色は?

  • 果重は250~350g程度で、中くらいのサイズです。
  • 果形は円形からやや長円形です。
  • 果皮は縞模様がなく濃紅色に色づき、表面に大きくて白い果点(ドット模様)が目立ちます。

「千雪(ちゆき)」の味・食感は?

  • 最大の特徴は、切ってもすりおろしても果肉が褐変(茶色く変色)しないことです。
  • これは、褐変の原因となるポリフェノールや酵素の活性が低いことによるもので、国際特許も取得されています。
  • 甘味が強く(糖度15%程度)、酸味は控えめなので、甘さをしっかり感じます。
  • 独特の芳香があり、果汁も多いです。
  • 果肉は黄白色で硬め、シャキシャキとした食感が楽しめます。
  • 褐変しない特性から、サラダ、デザートの飾り付け、離乳食、ジュースなど加工用に非常に適しています。
  • 蜜はほとんど入りません。

※本ページの記載内容は、複数の資料の情報をもとにまとめたものです。品種の系譜や特徴には異なる見解が存在する場合があります。記載情報の正確性や完全性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。