【りんごの品種】栄紅(えいこう) 

果肉の赤さと「王林」の香り

「栄紅(えいこう)」の特徴を教えてください。

「栄紅(えいこう)」は、青森県五所川原市において、「御所川原(ごしょがわら)」と「王林(おうりん)」を交配させて育成された品種です。2016年(平成28年)に品種登録されました。「御所川原」「レッドキュー」とともに、五所川原市の特産ブランド「赤~いりんご」の一つに位置づけられています。
親品種の「御所川原」の果肉の赤さと「王林」の香りの良さ・甘さを併せ持ち、生食も可能な「果肉まで赤いりんご」を目指して開発されました。

「栄紅(えいこう)」の収穫時期(旬の時期)は?

  • 10月下旬から11月上旬頃に収穫される晩生種です。

「栄紅(えいこう)」の大きさ・色は?

  • 果重は150g~220g程度で、小ぶりなサイズです。
  • 果形は丸みのある長円錐形をしています。
  • 果皮は濃赤色に色づきますが、地色の影響かややくすんだ色合いに見えることがあります。
  • 最大の特徴は、果肉も赤く着色していることで、特に皮の近くの外縁を中心に帯状に赤く染まります。

「栄紅(えいこう)」の味・食感は?

  • 王林」のような豊かな香りがあります。
  • さっぱりとした甘さと爽やかな酸味があり、甘酸適和で、従来の「御所川原」に比べて渋みが少なく食べやすいです。
  • 果汁が多く、果肉は硬めで、シャキシャキとした食感です。
  • ポリフェノールやアントシアニンが非常に豊富(「ふじ」の数倍)に含まれており、熱を加えても全体がピンク色になるため、ジャムや焼きりんごなどの加工にも最適です。
  • 完熟果は蜜が入ることもありますが、果肉の色や熟度の判断が難しいため、一般市場にはほとんど流通していない超希少品種です。